悪夢と自律神経

 

 

悪夢と自律神経について

急に悪夢にうなされるようになったという方は、精神的不調を反映している可能性があり、知らず知らずのうちに心に大きな負担が加わっていると説明できます。

 

ストレスが過度に加わると自律神経に乱れが生じ、その影響で精神的に不安定になることで悪夢を見やすくなるというわけです。

 

自律神経のバランスが崩れる病気として自律神経失調症が有名で、耳鳴りやめまい、頭痛やふらつきなど様々な不快な症状が表れるようになります。

 

悪夢が引き起こされるメカニズムははっきりと医学的に解明されていないので、正確なことは何一つ言えないのですが、自律神経失調症の方は悪夢を見やすいというのは確かです。

 

普段の生活でストレスが溜まり、自律神経失調症になって身体に不快な症状が表れ、本人を震え上がらせるような悪夢を作り出してしまったのかもしれません。

 

そのため、悪夢を見ないようにするには、自律神経失調症を治療していかなければならないのです。

 

元々、自律神経失調症になりやすい体質の方はいらっしゃいますが、絶え間なく深刻なストレスが加わることが最大の原因なので、普段の生活で上手く発散させる必要があります。

 

もちろん、症状が悪化しないうちに専門医の診察を受けて適切な処置を施してもらった方が良いものの、自宅でもストレスを和らげるための工夫をすれば、より治りは早くなるでしょう。

 

特定の人だけが自律神経失調症になるというわけではなく、肉体的ストレスや精神的ストレスが加われば、誰にでも引き起こされる可能性はあるため、十分に注意しなければならないのです。

 

「息苦しい時がある」「夏場でも手足が震える」「気候の変化に弱い」「朝起きて疲労を感じる」「悪夢にうなされる」「便秘と下痢を繰り返す」という方は、自律神経失調症になりやすい体質だと言えます。

 

また、自律神経失調症を治すために病院を受診すると、交感神経β遮断薬という薬が処方されることがあり、これを服用することによって交感神経の興奮を抑えて血圧を下げてくれるのです。

 

しかし、この治療薬には悪夢を見やすいという副作用があり、実際に毎晩のように悪夢にうなされているという方はいらっしゃいます。

 

事前に医師から説明を受けるはずですが、交感神経β遮断薬の副作用によって睡眠が浅くなり、正常な方よりも夢を見やすいため、怖い悪夢も引き起こされやすいのです。

 

とは言え、何の対処もしなければ自律神経失調症の症状はどんどん悪化していくだけですし、症状の一つとして悪夢を見やすいので、薬の服用が悪いというわけではありません。

 

医師が指示する用法と用量をしっかりと守っていれば、副作用の症状が悪化するということはほとんどないので、自分の判断で服用を止めたり、量を増やしたりしないようにしてください。

 

 


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