悪夢と禁煙

 

 

悪夢と禁煙について

禁煙にチャレンジしている方で、悪夢を見やすいという症状を訴える方がおり、これは決して気のせいではありません。

 

禁煙をしている方全てが悪夢を見るというわけではありませんが、脳内のアドレナリンが放出されていないことが大きな原因だと考えられます。

 

今まではタバコを吸うことによってアドレナリンを出していたり、ストレスを発散したりしていたのですが、禁煙によってそれが抑制され、イライラが募ってしまいます。

 

イライラしたりストレスが溜まったりという状態が長期的に続いていると、睡眠にも少なからず悪影響が生じ、嫌な悪夢を見やすくなってしまうのです。

 

だからと言って、禁煙をしない方が良いというわけではなく、今までタバコを吸っていない方は、喫煙しなくても自然とアドレナリンが放出されております。

 

つまり、喫煙者はタバコを吸うことで無理矢理アドレナリンを出していた状態が続いていたので、禁煙を始めて最低でも3週間はイライラが続いたり、悪夢を見やすくなってしまうでしょう。

 

これはタバコをやめたことでの好転反応で、最初のうちは不快な症状だとしても、長期的な目で見ればニコチンやタールといった化学成分がギッシリと詰まったタバコを吸わない方が健康的なのは間違いないのです。

 

多くの方はこの好転反応に耐えられず、禁煙を始めても数週間程度でまたタバコに手を出してしまうのですが、この辛い時期を何とか乗り切ることができれば、禁煙の成功に大きく近づきますし、悪夢に悩まされる日々は少なくなります。

 

「悪夢が現実ではなくて良かったではないのか?」と考える方がいらっしゃいますが、実際に嫌な夢を見た当人にとっては大問題ですし、怖い夢であればあるほどトラウマになるかもしれません。

 

しかし、その悪夢にうなされるような日々が続いたとしても、将来の健康を考えればタバコをやめた方が遥かに良いので、あまり無理をせずに禁煙にチャレンジすることをおすすめします。

 

また、チャンピックスといった禁煙治療薬を服用している方は、その医薬品の副作用によって悪夢を見やすくなるかもしれないので注意が必要です。

 

用法と用量をしっかりと守っていれば、危険な副作用が生じる薬ではないものの、間違った服用方法を続けることで副作用が生じ、悪夢にうなされたり倦怠感といった身体的な異常も生じてしまいます。

 

それに、これはチャンピックスに限った話ではありませんが、禁煙治療薬に頼ればタバコをやめられるわけではなく、自分の確固たる意志も必要だということを頭に入れておいてください。

 

 


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