悪夢と幻覚

 

 

悪夢と幻覚について

悪夢にうなされるとともに、幻覚症状を訴えるという方は、何か病気にかかっている可能性があります。

 

幻覚とは、「誰かがドアを開けて入ってくるような気がした」「いないはずの人が見えた」という症状のことを指し、特別な人にしか見えないのではないかと考えている方がいらっしゃいますが、意外と身近な存在なのです。

 

悪夢と幻覚を伴う病気としてはナルコレプシーが挙げられ、この病気は睡眠障害の一つとなっており、日中に何度も居眠りを繰り返してしまいます。

 

常に眠いと感じている方は多くいらっしゃるはずですが、ナルコレプシーにかかっているという方は、場所を問わずに居眠りしてしまうのです。

 

症状の酷い方は食事中や仕事中など、自分の意思とは全く関係なく寝てしまうので、日常生活に大きな支障が出るということは間違いありません。

 

ナルコレプシーの症状の一つが入眠時幻覚で、眠りの浅いレム睡眠時にいきなり引き起こされ、生々しい悪夢にうなされるとともに、幻覚を見る場合があります。

 

幻覚を見たり悪夢を見たりしたからといって、特別な病気だと言い切ることはできないものの、ナルコレプシーにかかっているのであれば、病院で専門的な治療を受けるべきです。

 

約600人に1人と、そこまで珍しくはない病気の一つで、精神刺激薬やモダフィニルという薬による薬物治療が中心となっております。

 

一般的にナルコレプシーは治りにくい病気だと言われておりますが、専門医の指示に従って薬を服用し、同時に生活習慣を改善していくように努力すれば、少しずつ治していくことができるのです。

 

幻覚や悪夢が生じるということで、大きなストレスとなり、心と身体に負担が掛かることが予想されるでしょう。

 

それに、ナルコレプシーは睡眠障害の一つなので、放置したところで自然に治ることはないですし、専門医と一緒に治療を行っていかなければならないのです。

 

睡眠不足で疲れており、日中の眠気を感じる程度ではナルコレプシーを疑う必要性はないものの、筋肉が突然弛緩したり、金縛りを伴う睡眠が異常に多いようであれば、この病気を疑った方が良いかもしれません。

 

不規則な生活が続き、睡眠のリズムが乱れているという方は、ナルコレプシーにかかりやすく、レム睡眠とノンレム睡眠のバランスが崩れて発症してしまうのです。

 

入眠困難や中途覚醒など、その他の睡眠障害を予防するためにも、規則正しい生活を心掛けるようにしてください。

 

 


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