悪夢と歯ぎしり

 

 

悪夢と歯ぎしりについて

睡眠中に歯を合わせてギリギリと音を出す症状や、強く噛み締めてしまう症状を歯ぎしりと呼び、悪夢と同じ原因で引き起こされると考えられております。

 

悪夢と歯ぎしりが直接的に関係しているというわけではなく、どちらも睡眠中に生じるということしか共通点はありません。

 

しかし、どちらの症状も日常的に感じているストレスや、飲酒によって引き起こされているケースが多く、精神的なストレスは特に大きな危険因子なのです。

 

もちろん、日常的にストレスを感じていたとしても、それを上手く発散できていれば全く問題はなく、安らかな睡眠を得ることができます。

 

とは言え、普段の生活で発散させることができず、溜め込んでいるという方は、それを無意識に発散させるために上下の歯をカチカチと鳴らす歯ぎしりや、怖い悪夢として睡眠中に生じてしまうのです。

 

悪夢に関しては、誰にでも引き起こされる生理現象のようなものですし、歯ぎしりに関しても筋肉の緊張や歯の噛み合わせの問題など、様々な原因が考えられます。

 

そのため、全てをストレスで片付けてしまうのはどうかと思われますが、悪夢を見やすくなったり、歯ぎしりが起こりやすいのは事実ですし、頭痛や腹痛などありとあらゆる症状の可能性があるので、上手く発散させた方が良いというわけです。

 

あまりにも悪夢を見やすいという状態は良くないものの、危機的な状況で対処できるような予行練習という説があり、リスクマネジメントの一環だと言えるでしょう。

 

その点、歯ぎしりは家族や周囲で一緒に寝ているパートナーに多大な迷惑を掛けるだけではなく、周りの骨を溶かしたり歯にヒビが入ったりと、歯周病の大きな原因となるのです。

 

歯ぎしりは、ブラキシズム(口腔内悪習慣)とも呼ばれており、その影響で顎の位置が下がっていくと、顎関節症や無呼吸症候群に繋がる可能性も十分にあります。

 

誰かに自分の歯ぎしりを指摘され、「クセだから仕方ない」と思った方はいらっしゃるかもしれませんが、健康な歯を保つ上で大きな弊害となるかもしれないのです。

 

歯ぎしりを治すための確実な治療法は未だに解明されておらず、上下の歯が直接触れ合わないような対処療法としてマウスピースが使われております。

 

マウスピースを着用して眠れば、歯の消耗や損傷を防ぐことができますが、このグッズを装着したまま眠ることで苦しいと感じ、悪夢にうなされる確率が上がるかもしれません。

 

どちらの症状にしても、睡眠中に引き起こされる厄介な症状の一つだということには変わりないため、両方をケアできるような対策を打たなければならないのです。

 

そのためにはストレスを溜め込まないというのが一番なので、毎日の生活で様々なリフレッシュ方法を試してみてください。

 

 


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