悪夢と痛み

 

 

悪夢と痛みについて

悪夢を見やすいという方でも、基本的に身体に痛みが引き起こされることはありません。

 

悪夢と痛みには特に関係性がありませんし、ただ夢の中で怖い思いをするだけであって、身体的な異常は引き起こされないという特徴があります。

 

例えば、睡眠中にナイフで刺されたり殴られたりと痛い思いをするような悪夢を見ても、実際に身体が傷付いているわけではないので身体的な痛みはないのです。

 

それに、悪夢は病気というわけではありませんし、健康体の人でもたまに嫌な夢を見ることはあるので、そこまで神経質になって考える必要はないでしょう。

 

むしろ、「今日も悪夢を見てしまうかも」「また良い夢を見れないかも」と寝る前に考え過ぎていると、逆に悪夢を見やすくなるかもしれませんし、ストレスが溜まって良質な睡眠が阻害されます。

 

睡眠不足の状態に陥れば疲れが回復できず、記憶力や集中力が低下して日常生活にも支障が出るかもしれないので注意が必要です。

 

とは言え、悪夢の内容に関わらず、寝起きに筋肉痛のような痛みを訴えている方はいらっしゃいます。

 

恐らく、それは悪夢を見たことが原因ではなく、睡眠中に筋肉が過緊張を起こしているからです。

 

本来であれば睡眠は脳と身体の両方を休める欠かせない行為ですし、自律神経の副交感神経が優位になってリラックスした状態となっております。

 

しかし、何かしらの要因で副交感神経が優位にならず、交感神経が活発になっていると寝ていてもリラックスできずに過緊張が生じ、筋肉痛のような痛みで悩まされるというメカニズムです。

 

悪夢を見ていると冷や汗をかいたり金縛りにあったりするように、寝ている間でも肉体に何かしらの影響は加わるため、痛みと無関係だとは言い切れないかもしれません。

 

交感神経が刺激されて自律神経のバランスが崩れる原因としては、「睡眠時無呼吸症候群による酸素不足」「日常に溜まったストレス」「夜間低血糖による血糖値の不安定」が考えられます。

 

特に、日常生活で溜まったストレスを上手く発散できていないと自律神経のバランスが崩れ、寝起きの筋肉痛や悪夢だけではなく、自律神経失調症に陥る可能性があるので注意しましょう。

 

身体的な症状や精神的な症状で苦しめられるのが自律神経失調症で、心身の両面から柔軟に治療を行わなければならないため、完治までには時間がかかります。

 

それでも、放置していても自然と回復するような病気ではないため、早めに精神科や心療内科を訪れて適切な対策を練ってください。

 

 


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