朝方の悪夢

 

 

朝方の悪夢について

悪夢がどのような原因で引き起こされ、人間にどのような影響を与えるのか科学的に研究している方がおり、その人たちによると悪夢は朝方に見やすいようです。

 

個人によって悪夢の種類は異なりますし、一概に説明できない部分はあるものの、眠りの浅いレム睡眠は睡眠時間に応じて長くなるという特徴があるため、朝方に生じやすくなっております。

 

もちろん、朝方に眠りにつくというように、昼夜逆転の生活を送っている方は、目覚める夕方辺りに悪夢が引き起こされやすくなるのです。

 

朝方に見る悪夢でも、深夜に見る悪夢だとしても、医学的には誰でも見る現象の一つなので、特に心配する必要はありません。

 

悪夢を見たからといって何かの病気に掛かっているというわけではないですし、体調不良の前兆というわけでもないのです。

 

数分間で終わるものから、20分間以上に渡って悪夢にうなされ続けるなどその症状には違いが生じているものの、正常の範囲内だと説明できます。

 

特に、3歳から8歳までがピークで、親御さんは不安になってしまうかもしれませんが、子供が成長するとともに朝方に引き起こされる悪夢は少なくなっていくので安心してください。

 

大人でも約10%の方が、1ヶ月に1回は恐怖体験を伴った悪夢を見るというデータが出ているので、自分だけがおかしいというわけではないのです。

 

ただし、自分が恐怖体験をするような夢ではなく、暴力的な行動に出る夢を見るという場合、「神経病学」というジャーナル誌によると、睡眠障害を患っている際に引き起こされやすいと記載されております。

 

睡眠障害と一口に言っても、寝付きが悪い入眠困難や途中で目覚める中途覚醒など様々ですが、悪夢と深い関係性があるのはレム睡眠行動障害です。

 

この病気は、レム睡眠の最中に身体が動く症状を指しており、重症の患者さんは一緒に寝ているパートナーに危害を加えてしまう場合があります。

 

夢の中で殴る蹴るといった悪夢を見ていることが多く、それが現実世界でも生じるため、壁を叩いたりパートナーを殴ったりしてしまうというわけです。

 

この病気は必ずしも朝方に引き起こされるというわけではないものの、上記でも説明したように入眠から時間が経てば経つほどレム睡眠の時間が長くなるため、早朝に起こることの方が多いかもしれません。

 

レム睡眠行動障害は自然と解消されるような病気ではありませんし、自分以外の他人を傷つけるというリスクが生じるため、早急に専門的な病院を受診して治療を始めてください。

 

 


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