大人の悪夢

 

 

大人の悪夢について

悪夢は大人よりも子供の方が見やすいという特徴があり、そのピークは6歳〜10歳と言われております。

 

子供の場合は特にストレスを感じていないとしても、悪夢を見る回数が増え、親御さんは少々心配してしまうかもしれませんが、成長とともに頻度は減りますし、だんだんとおさまっていくはずです。

 

しかし、大人になって夢の中で何かに襲われたり、自分が死ぬような悪夢を見るという場合は、何かしらの原因が潜んでいるかもしれません。

 

もちろん、健康な方でも悪夢を見ることはありますし、病気に侵されているというわけではないものの、ドラッグストアで購入した薬や処方された薬の副作用によって悪夢が生じることがあるのです。

 

とある病気を治すために薬を医師の指示に従って服用しているのであればそこまで問題はありませんが、急に薬の服用を止めることでも悪夢が生じることがあるので、大人の方は注意する必要があります。

 

また、睡眠薬を服用するとグッスリと眠れるようになり、夢を見やすいレム睡眠の時間帯が短くなるので、悪夢の予防に最適だと考えられており、辛い悪夢を見ないようにするために試したことのある方はいらっしゃるでしょう。

 

確かに、ノンレム睡眠の時間帯が長くなれば、夢を見ることは少なくなるものの、睡眠薬の副作用は強く、薬に頼らなければ眠れないという症状に陥る可能性があります。

 

そのため、あまり薬に頼って眠るのではなく、寝る前にリラックスするように心掛け、快適な睡眠を得られるような努力を行った方が良いのです。

 

他にも、禁煙補助薬のチャンピックスや、抗うつ薬のパロキセチンも依存性が強く、大人の悪夢の原因となるので、十分に注意した方が良いと言えます。

 

大人になったとしても、恐怖に晒されるような悪夢は誰でも不快感を覚えますし、日常生活に悪影響が生じるほどの症状だという方は、病院で適切な治療を行うべきです。

 

気持ちを楽にする精神療法の認知行動療法や、心理療法の一つのEMDR(眼球運動脱感作療法)、悪夢に悩まされている方へのIRT(心像リハーサル療法)などが病院で実施されております。

 

このような治療の中で、IRT(心像リハーサル療法)は悪夢の筋書きを変えていこうとする対処療法で、自分にとって「楽しい」「嬉しい」と感じるような夢を見るためのトレーニングを繰り返し、悪夢の回数を減らしていくのです。

 

大人の悪夢の原因は実に様々となっており、未だに解明されていない部分もあるため、絶対に治せるという治療法は存在しておりません。

 

それでも、睡眠関連に詳しい医師の診察を受けることで、少しは症状が和らぐかもしれないですし、カウンセリングによってあなたの不安を取り除いてくれるので、信頼できるクリニックを探してみてください。

 

 


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