生理前の悪夢

 

 

生理前の悪夢について

「悪夢を見るたびに怖い思いをして、朝起きたら汗をびっしょりかいている」ということで悩んでいる生理前の女性は多くいらっしゃいます。

 

生理前に悪夢を見やすいというのは、ある特定の女性だけが引き起こされるというわけではなく、PMS(生理前症候群)の一つなので、決して不思議なことではないのです。

 

イギリスの心理学者によると、ある統計によって男性よりも女性の方が圧倒的に悪夢を見やすいということが分かりました。

 

人によって生活の仕方は異なりますし、一概に説明できるものではないにしろ、女性だけの毎月のサイクルである生理が大きく関係しております。

 

しかも、生理前の悪夢にうなされるという女性は、「親やパートナーを失う夢」「何かに追われる夢」「奇妙な環境に関わる夢」など、悪夢の内容を起きた時でもしっかりと覚えているという特徴があるのです。

 

このような日々が毎日のように続くのは非常に辛いことですし、ただでさえストレスが溜まるのがPMS(生理前症候群)となっております。

 

排卵後から次の月経が始まるまでの黄体期間は、女性ホルモンのバランスが大きく崩れやすく、その影響で悪夢だけではなく、腹痛や下痢、吐き気やイライラ感など、様々な不快な症状が表れるのです。

 

個人差があるので一概には説明できないものの、日常生活に大きな支障が出たり、引き起こされる症状が明らかに重いという場合は、PMS(生理前症候群)と診断されます。

 

中には引き起こされる辛い症状によってうつ病にまで発展する方がおり、度重なる生理前のストレスも加わって、悪夢を見る頻度が増えているのかもしれません。

 

夢は視覚を元にして脳内でイメージした映像が仕上がり、そのストーリーの中に自分の感情が加わることによって、現実世界と同じような出来事が引き起こされることもあります。

 

生理前の女性に限らず、誰でも夢は見るものですし、悪夢を見たからといって大きな病気にかかっているというわけではありませんが、PMS(生理前症候群)に悩まされているのであれば、早めに何かしらの対処をした方が良いでしょう。

 

もちろん、月経が始まって女性ホルモンのプロゲステロンとエストロゲンのバランスが整えば、不快な症状は少しずつ落ち着いてきます。

 

しかし、翌月になればまた同じような症状で悩まされる可能性が非常に高いですし、放置していて自然と消滅するようなものでもないので、婦人科で診察を受けて薬を処方してもらうというのがベストです。

 

専門医が指示する薬を飲んで症状を和らげ、日常生活でストレスを溜め込まないように心掛けていれば、悪夢を見る回数にも影響が起こるかもしれないので、症状の改善を諦めないでください。

 

 


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