悪夢と汗

 

 

悪夢と汗について

怖い悪夢を睡眠中に見るという方の中には、うなされるだけではなく、汗をびっしょりとかいて憔悴して起きるという方がいらっしゃいます。

 

悪夢の内容や種類は人によって異なるものの、誰かに追われていたり、自分が傷つけられていたりといった夢は誰でも怖いと感じますし、寝汗をかくのは不思議な現象ではないのです。

 

体質的な影響もあるので一概に説明することはできないものの、汗をかく量を少しでも減らしたいのであれば、悪夢を見る回数を減らす必要があります。

 

夢を見るという現象は、人間であれば誰にでも引き起こされる当たり前のことですが、毎晩のように悪夢にうなされるという状態が正常だとは言えないのです。

 

人によって悪夢の原因は異なっており、その原因を突き止めなければ悪夢に悩まされているという日々を改善することはできないですし、汗でびっしょりになり、その冷たさで目が覚めるという症状も治すことができません。

 

もし、睡眠薬や抗うつ剤といった薬剤を服用しているのであれば、その副作用によって悪夢にうなされやすくなっている可能性があります。

 

ある病気を治すために薬剤を服用するのは仕方ないものの、悪夢による恐怖感や不安感でストレスが溜まり、既に引き起こされている病気の症状が悪化しているのであれば、専門医に相談して別の薬を処方してもらうべきです。

 

他にも、就寝前に脂っこい食べ物や辛い食品を食べているという方は、海外の研究によって、悪夢に悩まされやすいというデータが出ております。

 

胃腸に刺激の少ない食べ物だとしても、消化活動によって内臓が休むことができず、睡眠の質が全体的に浅くなって悪夢を見やすくなるかもしれないので、寝る3時間前には水分以外は胃の中に何も入れない方が良いのです。

 

このような原因がないのにも関わらず、悪夢でうなされる日々が続いているのならば、ストレスによる影響が強いと考えられます。

 

ストレスが溜まって精神的に不安定な状態が続いていると、その不安が寝ている最中にも残り、眠りの質が低くなって夢を見やすいレム睡眠の時間が長くなってしまうのです。

 

自分では気が付かないところでストレスが溜まっていることが多いため、積極的にジムに通って汗を流したり、ウォーキングやジョギングで身体を動かしたりと、ストレスを解消する工夫をしてみましょう。

 

湯船に遣ってリラックスしたり、アロマを焚いて睡眠環境を良好にしたりと、ぐっすりと眠れる工夫を行えば、自然と良質な睡眠をとれるようになるはずです。

 

このような対策を練っても何も変化が生じないという場合は、悪夢障害と呼ばれる病気の可能性があるため、早めに精神科や睡眠外来といった病院を受診し、専門医による指示を仰ぐようにしてください。

 

 


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