悪夢と脳波

 

 

悪夢と脳波について

感情的になる夢や怖い悪夢を見るのは、日常生活で低速の脳波を使うからだと考えられております。

 

思考や心配が低速の脳波で、こればかり使用していると起きている間に経験した思考を寝ている間に見るようになり、それが悪夢に繋がるというメカニズムです。

 

また、この脳波とともに悪夢はレム睡眠とノンレム睡眠の2種類の状態が深く関係しており、誰でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

睡眠中にまぶたの下で眼球が激しく動いて脳が覚醒している状態がレム睡眠、眼球が動かずにぐっすりと眠っている状態がノンレム睡眠で、私たちは約90分間周期でこの2種類の睡眠を繰り返しております。

 

悪夢に限らず夢はレム睡眠中に見やすいという特徴があり、悪夢は記憶に定着しやすいため起きた時に「怖かった」「死ぬかと思った」と感じるのです。

 

大きく分ければ人間の睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠の2種類ですが、脳波の状態によって以下の5種類に更に詳しく分類されます。

 

 

ノンレム睡眠 ステージI:寝入ったばかりのウトウトとした状態

 

ノンレム睡眠 ステージII:少し眠りが深くなって軽い寝息を立てる

 

ノンレム睡眠 ステージIII:中程度の睡眠期で脳波上では75μV以上の徐波が2割以上5割未満を占める

 

ノンレム睡眠 ステージIV:最も深い眠り

 

レム睡眠:筋緊張が低下して眼球の動きが観察できる状態

 

 

上記のように、脳波の状態によって私たちの睡眠は5種類に分けられており、悪夢を見ているのは最後のレム睡眠中です。

 

レム睡眠が中断されるタイミングで起きると最後に見ていた夢を覚えており、目覚めてから時間が経過すると直ぐに忘れるものの、悪夢のように印象的な夢は更に思い出すことで記憶が上書きされて定着します。

 

つまり、私たちの脳波の性質上、悪夢を思い出しさえしなければ記憶に残らず、恐怖感や不安感を覚えることはないため、自然に忘れるまで思い出さないのが最適な対策なのではないでしょうか。

 

起床した瞬間に、「自分はどのような悪夢を見ていたのだろうか」と気になって思い出そうとすると記憶に定着し、結果的に苦しみを感じてしまいます。

 

悪夢を見ること自体は病気でも何でもないので、気にせずに生活を送るのが一番というわけです。

 

また、就寝時間と起床時間を上手く調整し、レム睡眠ではなくノンレム睡眠が終わる頃に起きるように心掛けるのも効果的な対策方法の一つかもしれません。

 

多少の誤差はあるものの、90分周期でレム睡眠とノンレム睡眠が繰り返されているので、6時間や7時間30分、9時間といったタイミングで起きるようにしてください。

 

 


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