悪夢と漢方

 

 

悪夢と漢方について

悪夢で悩まされている方の中で、漢方薬を服用して症状が和らいだという人が多くいらっしゃいます。

 

悪夢は病気ではないので、漢方薬の服用は意味がないのではと考えるかもしれませんが、漢方薬の働きは引き起こされている病気を治すだけではなく、体質改善が大きな役割なのです。

 

原則2種類以上の植物や鉱物由来の天然生薬からできている漢方薬は、色々な組み合わせによって互いの作用を引き出してくれるので、悪夢の対策としてかなり優れているかもしれません。

 

漢方薬の名前は難しく、どの種類を服用すれば良いのか素人では上手く判断できないのですが、生薬名の組み合わせや効果の組み合わせから成り立っております。

 

それに、専門医や薬剤師に伺えば、自分の症状を正確に伝えた上でどの漢方薬を服用すれば良いのか教えてくれるはずです。

 

悪夢に悩まされているという方には、「桂枝加加竜骨牡蛎湯(ケイシカリュウコツボレイトウ)」がおすすめで、実際に不眠症の治療にも用いられております。

 

悪夢によって体力も気力も弱っているという状態を改善するために、「桂枝加加竜骨牡蛎湯(ケイシカリュウコツボレイトウ)」の服用が適しており、神経の高ぶりを鎮めてくれるのです。

 

精神面が大きく関わる動悸の漢方治療にも最適で、緊張や不安といった症状を和らげてくれることから、悪夢の対策として使われているのでしょう。

 

また、胆を温める薬の「温胆湯(ウンタントウ)」も悪夢の症状を和らげるために、多くの方から利用されている漢方薬の一つで、胆の働きを改善し、ストレスや精神的な衝撃を和らげてくれます。

 

悪夢が原因となって普段の生活でもイライラしてしまい、結果として症状が悪化しているというケースは決して少なくないので、心身ともに穏やかにしてくれる「温胆湯(ウンタントウ)」が適しているのです。

 

他にも、胃腸の働きを整えてくれる「帰脾錠(キヒジョウ)」や、陰陽のバランスを整える「天王補心丹(テンノウホシンタン)」を使ってみるのが良いかもしれません。

 

どの漢方薬を使って悪夢の対策を行うにしても、漢方薬は身体に穏やかに作用するという特徴があり、体質改善に時間が掛かるというデメリットがあるものの、副作用が少ないというメリットがあります。

 

安全に症状の改善を試みたいというのであれば、他の医薬品を使うよりも、漢方薬を服用した方が良いというわけです。

 

しかし、自分の症状に最適の漢方薬は素人では判断できず、自分に合ったものを服用しなければ大きな効果を得ることはできないため、漢方薬を選ぶ場合は医師や薬剤師の判断に委ねるようにしましょう。

 

 


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